ゲーテ地質学論集・鉱物篇

ゲーテ 著 , 木村 直司 編訳

書斎を飛び出すゲーテ!

地球の生成と形成を探って岩山をよじ登り洞窟を降りる詩人。鉱物・地質学的な考察や紀行から、新たなゲーテ像が浮かび上がる。文庫オリジナル。

ゲーテ地質学論集・鉱物篇
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0198
  • 整理番号:ケ-6-4
  • 刊行日: 2010/06/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:512
  • ISBN:978-4-480-09293-9
  • JANコード:9784480092939
ゲーテ
ゲーテ

ゲーテ

1749〜1832年。ドイツの詩人、作家、自然科学者、政治家。フランクフルトに生まれ、ヴァイマールに没。〈疾風怒濤〉の潮流の代表者。主著『ファウスト』『若きヴェルテルの悩み』『イタリア紀行』『西東詩集』ほか。色彩論、形態学をはじめとする膨大な自然研究に、近年大きな関心が寄せられている。

木村 直司
木村 直司

キムラ ナオジ

1934年生まれ。ミュンヘン大学文学部博士課程修了。上智大学名誉教授。著書『ゲーテ研究』(全3巻、南窓社)ほか。

この本の内容

岩山をよじ登り、洞窟奥へもぐり込む詩人ゲーテ。鉱物への早くからの関心は、ワイマール公国イルメナウ鉱山再開の職務によって本格化し、やがて地質学へ、そして「地球の生成と形成」すなわち「無機物の形態学」へと進展する。散在する論考や断章をていねいにまとめた文庫オリジナル論集。本邦初訳論文をも多数収録した的確な編集翻訳は、現在望みうる世界最高水準。姉妹篇『気象篇』続刊。

この本の目次

形態学的序論―無機物の形成と変形
鉱物学(ハルツ山地
テューリンゲンの森
ボヘミアの森)
地質学(地球の生成理論
山々の観相学的考察
岩石の水成論と火成論
地層構造学的試論)

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