対談 数学大明神

森 毅 著 , 安野 光雅

数学的センスの大饗宴!

数楽的センスの大饗宴! 読み巧者の数学者と数学ファンの画家が、とめどなく繰り広げる興趣つきぬ数学談義。
【解説: 河合雅雄・亀井哲治郎 】

対談 数学大明神
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,430円(税込)
  • Cコード:0141
  • 整理番号:モ-6-6
  • 刊行日: 2010/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:480
  • ISBN:978-4-480-09334-9
  • JANコード:9784480093349
森 毅
森 毅

モリ ツヨシ

1928年東京生まれ。東京大学数学科卒業。京都大学教養部教授を長く務める。著書に『まちがったっていいじゃないか』(ちくま文庫)、『数学の歴史』(講談社学術文庫)、『対談 数学大明神』(安野光雅氏と共著、ちくま学芸文庫)ほか多数。2010年7月逝去。

安野 光雅
安野 光雅

アンノ ミツマサ

安野 光雅(あんの・みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

この本の内容

とめどなく繰り広げられた、数学にまつわる遊びゴコロあふれるかずかずの話題。「そうか、なるほど」と膝をたたいたあなたの“数楽”的センスはかなりのもの。「なぜ時計を10で区切らなかったのだろう」「10進法の素数と12進法の素数は同じ?」「‐∞に収束する足し算的大小感覚と0が極限の掛け算的大小感覚!」「七五調は休止符もいれて考えると2のn乗リズム?」「ピタゴラスの定理は3次元では面積(?)の2乗!」などなど。愉しいおしゃべりは、のちに井上ひさし、池内紀のおふたりも加わって「ちくま文学の“森”」となりました、とさ。

この本の目次

序の章(宇宙人との対話
色の文化 ほか)
0の章(0のイメージ
二種類の大小感覚 ほか)
1の章(1とは何か
猿とヒトの相性 ほか)
2の章(二分的な判断の明快さ
3の構図 ほか)
3の章(クルマの起り
3は安定する ほか)
4の章(視野の形は丸か四角か
四角は世界を作る ほか)
5の章(ペンタグラマ
子どもの頃、正十二面体を作った ほか)
6の章(6の形:味噌汁の模様 ほか)
7の章(7は神秘的な数
七のつくもの ほか)
8の章(二次元の8は八角形
道はどこで折れ曲がっているか ほか)
9の章(角の三等分
フェルマーの大定理 ほか)
10の章(10とは何か
パチンコ考現学 ほか)

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