古典との対話
やっぱり「名著」はすばらしい
やっぱり古典はすばらしい。デカルトも鴨長明もみんな友達。少年のころから読み続け、今もなお、何度も味わう。碩学が語る珠玉のエッセイ、読書論。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,100円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:ク-22-1
- 刊行日:
2012/07/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:224
- ISBN:978-4-480-09469-8
- JANコード:9784480094698
- 在庫 ×
『論語』『聖書』『パンセ』『君主論』『徒然草』…碩学が自分流に楽しみながらつきあってきた古典23冊をめぐる、深く静かな、珠玉のエッセイ、読書論。
1 人間とは何か(考える葦―パスカルの『パンセ』
故に我あり―デカルトの『方法序説』
知りたがる心―プルタルコスの『モラリア』
偽りのない書物―モンテーニュの『随想録』
食欲と美味と快楽―ブリア・サヴァランの『味覚の生理学』
心の貧しき者―マタイによる福音書
太陽と死―ラ・ロシュフコーの『省察と箴言』
運命の女神―マキアヴェリの『君主論』)
2 自分とのたたかい(隠れて生きること―エピクロスの一断片
孤独と法悦―アミエルの『日記』
遁世者の心―鴨長明の『方丈記』
空言多き世―兼好法師の『徒然草』
憂愁の天才―ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』)
3 生きる道を求めて(処世の要諦―千字文
仁者は山を楽しむ―論語
心に在るもの―詩経
内直而外曲―荘子)
4 古典と共に(宇宙国家の同砲―マルクス・アウレリウスの『自省録』
虫の黙示録―ファーブルの『昆虫記』
故事と共に―ルソーの『エミール』
怠惰な多忙―セネカの『道徳論集』
理想郷―トマス・モアの『ユートピア』)
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