阿含経典1 存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群

増谷 文雄 編訳

ブッダの肉声を最も伝える経典

ブッダ生前の声を伝える最古層の経典の集成。第1巻はブッダの悟りの内容を示す経典群、人間の肉体と精神を吟味した経典群を収録。
【解説: 立川武蔵 】

阿含経典1 存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,980円(税込)
  • Cコード:0115
  • 整理番号:マ-3-2
  • 刊行日: 2012/08/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:672
  • ISBN:978-4-480-09471-1
  • JANコード:9784480094711
増谷 文雄
増谷 文雄

マスタニ フミオ

1902−87年。北九州市小倉生まれ。東京帝国大学文学部宗教学科卒業。東京大学、東京教育大学、立教大学、東京外国語大学、大正大学などで教鞭をとり、都留文科大学学長を務める。米国ハーバード大学、シカゴ大学でも講義。著書に、『増谷文雄著作集』全12巻、角川書店、『「阿含経典」を読む』全4巻、角川書店、『根本仏教阿含経典講義』筑摩書房、『アーガマ資料による仏伝の研究』在家仏教協会、『仏教百話』筑摩書房、『仏祖正伝の道正法眼蔵』筑摩書房、『現代語訳正法眼蔵』全8巻、角川書店、『東洋思想の形成』冨山房など多数。

この本の内容

ブッダはなにを語り、どのように説いたのか。その教えを最も純粋なかたちで伝える最古層の重要な仏教経典の集成。阿含=アーガマとは伝承されてきた聖典を意味する。これらの経典群のなかには、あらゆる宗派を超えた仏教の原初のすがたがあり、その根本がある。本書は厖大な阿含経典群のなかから、よく古形を保ち、原初的な経と判定される諸経をとりあげ、パーリ語原典からの現代語訳と注解で構成。第1巻は、ブッダの悟りの内容を示す「存在の法則(縁起)に関する経典群」と、その法則に即して人間をかたちづくる要素を吟味した「人間の分析(五蘊)に関する経典群」を収録する。

この本の目次

存在の法則(縁起)に関する経典群(因縁相応
現観相応
界相応
無始相応
迦葉相応
利得と供養相応
譬喩相応
比丘相応)
人間の分析(五蘊)に関する経典群(蘊相応
羅陀相応
見相応
煩悩相応
婆蹉相応)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可