定本 葉隠 〔全訳注〕 下

山本 常朝 著 , 田代 陣基 著 , 佐藤 正英 校訂 , 吉田 真樹 監訳

躍動する鍋島武士たちを活写した聞書八・九と、信玄・家康などの戦国武将を縦横無尽に論評した聞書十、補遺篇の聞書十一を下巻には収録。全三巻完結。

定本 葉隠 〔全訳注〕 下
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0112
  • 整理番号:コ-10-17
  • 刊行日: 2017/12/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:624
  • ISBN:978-4-480-09823-8
  • JANコード:9784480098238
山本 常朝
山本 常朝

ヤマモト ジョウチョウ

1659−1719年。鍋島藩二代藩主光茂に御書物役などとして仕え、光茂の死去に際して出家。著書に『愚見集』他。

田代 陣基
田代 陣基

タシロ ツラモト

1678−1748年。鍋島藩三代藩主綱茂に祐筆役として仕えた。

佐藤 正英
佐藤 正英

サトウ マサヒデ

1936年生まれ。東京大学名誉教授。倫理学・日本倫理思想史専攻。著書に『隠遁の思想』『五輪書』他多数。

吉田 真樹
吉田 真樹

ヨシダ マサキ

1971年生まれ。静岡県立大学准教授。著書に『平田篤胤――霊魂のゆくえ』他。

この本の内容

享保元年(1716)九月十日、『葉隠』はついに完成。山本常朝と田代陣基の邂逅からほぼ六年半の歳月が経過していた。その間、陣基は武士たるものいかにあるべきかを求めて煩悶し、膨大な語りと書付のなかを彷徨い格闘を続けてきた。下巻には、さまざまに躍動する鍋島武士たちを活写した聞書八・九と、武田信玄、徳川家康、伊達政宗など他国の名だたる武将たちの縦横無尽の活躍を論評した聞書十、そして、これまでに漏れた重要な教訓や挿話を改めて多数取り集めた聞書十一を収録。常朝の語った真の武士の姿の全貌が、ここに陣基の手によって明らかにされる。全三巻完結。

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