聖なる天蓋 ─神聖世界の社会学
全ての社会は自らを究極的に審級する象徴の体系、「聖なる天蓋」をもつ。宗教について理論・歴史の両面から新たな理解をもたらした古典的名著。
あらゆる社会はその全過程を究極的に意味づける象徴の体系、「聖なる天蓋」をもつ。宗教はもともとこの「聖なる天蓋」であり、社会全体をすっぽり覆って、その象徴的世界に個人を位置づけ、アイデンティティをあたえる機能を果たしてきた。相互主観のレベルに全ての現実構成の拠点をおくというバーガーが一貫して立脚してきた立場、すなわち現象学的社会学の視点から論じられた宗教社会学の古典的名著。ウェーバー、デュルケム以来の宗教理解の新たな地平。
1部 宗教と社会(ノモスとコスモス
信憑構造と正当化
神義論と被虐愛
宗教と疎外)
2部 宗教と歴史(世俗化の過程
信憑性の問題
正当化の問題)
補論(社会学における宗教の定義
社会学と神学―その視角をめぐって)
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