風狂始末 ─芭蕉連句新釈1

安東 次男

『芭蕉七部集評釈』から十年、想を改めて再び挑む俳諧の読みの妙技。「狂句こがらしの巻」を冒頭に蕉風の変化を示す代表三歌仙を収める。別冊として旧釈を付す。

風狂始末 ─芭蕉連句新釈1
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 3,524円(税込)
  • Cコード:0395
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1986/06/30
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:291
  • ISBN:4-480-13001-2
  • JANコード:9784480130013

この本の内容

旧釈から15年、想をあらたに代表三歌仙を評釈。会釈(あしらい)・執成(とりなし)・持成(もてなし)。連句は言語のあやとり。挨拶の美学。使い上手、使われ上手の工夫のすべてが、この本にはある。

この本の目次

狂句こがらしの巻 冬の日
鳶の羽の巻 猿蓑
梅が香の巻 炭俵

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