禅の語録 4 六祖壇経
『六祖壇経』は、初唐の六祖慧能禅師に帰せられる授戒ならびに説法の記録である。禅宗は、六祖下の南嶽懐譲・青原行思の両法系により、後世大きく前進するが、当時、六祖が有名になったのは、その弟子神会と壇経にまつところが大きい。壇経は、六祖禅と北宗禅との相違および六祖が五祖の正系であることを、思想と伝記から証明したものであるが、後世の改換・加筆のため異本も多い。このたびは興聖寺本を底本として、六祖禅の正しい理解をはかろうとする。
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