禅の語録 10 臨済録
『臨済録』は、臨済宗の祖、臨済義玄の語録である。古来「語録の王」といわれて貴ばれてきたが、不立文字の本旨から、いわゆる“提唱”さえ慎まれたほどで、ただひたすら禅者の体究練磨の手本として読まれてきた。戦後の禅籍研究はその壁に挑戦し、この書物をいかに語学的・歴史的に解読するか、というところから始まった。本書は、従来の宗学的参究を“看経の眼”としつつ、そうした戦後の学問的研究をも吸収しようとした訳解の試みであった。
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