禅の語録 15 雪竇頌古
著者は、雲門宗の雪竇重顕で、その成立年代は西暦一〇二二―一〇五二年頃であろうという。内容は、『伝灯録』およびその他より選出した百則の公案と、これを讃する詩(頌)から成っている。禅門第一の書と称せられている『碧巌録』は、この『雪竇頌古』に臨済宗の圜悟が垂示と著語と評唱をつけたものであり、簡単にいえば、雪竇頌古を圜悟が注解したものである。故にこの『雪竇頌古』によって宋代禅宗の文学精神と禅門の骨子を窺い知ることができる。
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