牛乳の作法

宮沢 章夫

なぜ彼らは牛乳を振るのか。電柱の貼り紙「川上」とは。笑いあり。そしてただ立ちつくし、書くことで「いまのからだ」を考え続ける。
【解説: 青山真治 】

牛乳の作法
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:み-20-2
  • 刊行日: 2005/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:320
  • ISBN:4-480-42155-6
  • JANコード:9784480421555
宮沢 章夫
宮沢 章夫

ミヤザワ アキオ

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。著書に『牛への道』『わからなくなってきました』(新潮文庫)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『長くなるのでまたにする。 』(幻冬舎)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)など多数。

著者に関する情報

「webちくま」にて、「テクの思想と、その展開」連載中。[こちら]

この本の内容

なぜその人たちは牛乳を振るのか?腰痛の時に発見した電柱のはり紙「川上」とは?「サウナで汗をかく男」を見て感動できるか?「お祭りは何時までやっていますか」という質問はなぜ「だめ」か?そして、本を読むならなぜだめな喫茶店がいいのか?可笑しい。そして立ちつくして考える。エッセイと評論。

この本の目次

1 歩く―「川上」
2 恐れる―ニコルソン
3 読む―だめな喫茶店
4 疑う―自己紹介
5 観る―できない人
6 迷う―カラスはどこで死ぬか
7 逍遙する
8 立つ―ラジカルの生きていた空気

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