「一生に一度しか恋はできない。」
読みやすい新訳で初の文庫化!

冷静な姉エリナーと、情熱的な妹マリアン。好対照をなす姉妹の結婚への道を描くオースティンの永遠の傑作。読みやすくなった新訳で初の文庫化。

分別と多感
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,650円(税込)
  • Cコード:0197
  • 整理番号:お-42-6
  • 刊行日: 2007/02/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:544
  • ISBN:978-4-480-42304-7
  • JANコード:9784480423047
ジェイン・オースティン
ジェイン・オースティン

オースティン,ジェイン

1775-1817 イギリスの小説家。おもに結婚話を題材とした、平凡な日常生活のドラマを皮肉とユーモアをもって描き、完璧な芸術へ高めたと言われる。一見同工異曲の結婚話だが、六冊の長篇小説のヒロインたちはすべてタイプが違い、異なった趣向が凝らされていることも特筆に値する。

中野 康司
中野 康司

ナカノ コウジ

1946年神奈川県生まれ。元青山学院大学教授。オースティンの長篇六作品を個人全訳。ほかに、『ジェイン・オースティンの言葉』(ちくま文庫)、フォースター『アレクサンドリア』(ちくま学芸文庫)、オースティン・リー『ジェイン・オースティンの思い出』など。

この本の内容

「分別」のある姉エリナーと、「多感」な妹マリアン。エリナーが思いを寄せるエドワードは、ぱっとしないが誠実な青年。マリアンが激しい恋をするウィロビーは、美貌と気品を兼ね備える情熱の男性。この似合いのカップルに、それぞれ不似合いな人物が複雑に絡み、姉妹の結婚への道は紆余曲折する。19世紀英国の田園を舞台に繰り広げられる恋愛小説の傑作。初の文庫化を読みやすい新訳で実現。

読者の感想

2008.5.14 バロバ

高慢と偏見&分別と多感を読ませていただきました。

中野康司先生の訳でジェイン・オースティンの他の作品も
是非お願いします。できれば文庫版で。
以前別の本で読んだ際には、ジェイン・オースティンの世界に入っていけなかったのですが、中野先生訳でハマってしまいました。是非、ご検討ください!!

2007.5.05 エマ

中野康司先生の訳が素晴らしいです。
オースティンの残りの作品も中野先生の翻訳で

全部読みたいです。

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