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ちくま文庫

人生の教科書 〔情報編集力をつける国語〕

本物の国語力は 人間関係に役立つ

コミュニケーションツールとしての日本語力=情報編集力をつけるのが国語。重松清の小説と橋本治の古典で実践教科書を完成。 【解説: 平田オリザ 】

定価

990

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42371-9

Cコード

0180

整理番号

-29-8

2007/10/10

判型

文庫判

ページ数

368

解説

内容紹介

国語は修身ではない。他人の気持ちを理解する読解力、自分の気持ちを伝える表現力、そうしたコミュニケーションツールとしての日本語力=情報編集力を鍛えるのが、国語の役割だ。本書は藤原和博の、そんな信念のもとに作られた実践的教科書。日本語使いの達人、重松清の現代小説指南と橋本治の古典読解で、国語力をアップ。

目次

第1章 重松清の『ワニとハブとひょうたん池』で、「表現法」をトレーニングする(自己紹介はドラマチックに
他人の気持ちを知る
比喩を使いこなす ほか)
第2章 重松清の『エイジ』で、「思考法」とトレーニングする(ものごとを立体的に組み立てる
“世間”に惑わされない
人間関係を図で表す ほか)
第3章 古典講座 日本語の文章はこうして生まれた!(男の文章と女の文章
「ひらがな」と「カタカナ」
「ふつうの日本語の文章」が登場する鎌倉時代は、日本文化の大転換期 ほか)
第4章 コミュニケーションの「わからなさ」について(乗り換え案内)

著作者プロフィール

藤原和博

( ふじはら・かずひろ )

「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。著書に『本を読む人だけが手にするもの』『必ず食える1%の人になる方法』『10年後、君に仕事はあるのか?』『処生術』『35歳の教科書』『人生の教科書[よのなかのルール]』(宮台真司との共著、いずれもちくま文庫)、『革命はいつも、たった一人から始まる』(ポプラ社)等多数あり。詳しくは「よのなかnet」http://yononaka.netに。

重松清

( しげまつ・きよし )

1963年生まれ。作家。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、01年『ビタミンF』で直木賞を受賞。『流星ワゴン』『きよしこ』『小学五年生』『卒業』『くちぶえ番長』など小説多数。ほかに『娘に語るお父さんの歴史』など。

橋本治

( はしもと・おさむ)

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

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