天皇の学校 ─昭和の帝王学と高輪御学問所

大竹 秀一

帝王教育のすべて
六人だけの小さな学校の物語

最高の人材を投じた帝王教育はどのように組織されていたのか。昭和天皇が5人の学友と共に過ごした7年間の歴史をたどる。
【解説: 新保祐司 】

天皇の学校 ─昭和の帝王学と高輪御学問所
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 1,045円(税込)
  • Cコード:0121
  • 整理番号:お-60-1
  • 刊行日: 2009/01/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:400
  • ISBN:978-4-480-42535-5
  • JANコード:9784480425355
大竹 秀一
大竹 秀一

オオタケ シュウイチ

1934年、山形県生まれ。東京大学文学部卒業。産経新聞東京本社に入り、社会部で遊軍、宮内庁、文部省などを担当。1971(昭和46)年秋の昭和天皇・皇后の訪欧を同行取材した。その後、社会部次長、論説副委員長を務め、麗澤大学教授となる。現在は麗澤大学名誉教授。著書に『だれも教えなかったレポート・論文書き分け術』(SCC)などがある。

この本の内容

大正3(1914)年5月、東京・高輪に東宮御学問所が設けられた。それは乃木希典の建言をもとに、裕仁親王(昭和天皇)の帝王教育のために作られた学校だった。大正10年3月に閉じられるまで、親王はそこで5人の学友とともに学び、同年11月には摂政となる。最高の人材を投じた学校で、帝王学はどのように教えられていたのか。当事者への取材を交えて7年間の歴史をたどる。

この本の目次

第1章 生徒六人の小さな学校
第2章 御学問所の青写真
第3章 二人の候補者
第4章 杉浦重剛の生い立ち
第5章 選ぶ人と選ばれた人
第6章 杉浦、教壇に立つ
第7章 陰のブレーンたち
第8章 帝王倫理の中身
第9章 裕仁親王の人間形成
第10章 歴史・博物・フランス語
第11章 エピローグ

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