図書館の神様

瀬尾 まいこ

「これって青春?」
「どうやらそのようですね」

赴任した高校で思いがけず文芸部顧問になって「しまった」清(きよ)。そこでの出会いが、その後の人生を変えてゆく。鮮やかな青春小説。
【解説: 山本幸久 】

図書館の神様
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 550円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:せ-11-1
  • 刊行日: 2009/07/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:240
  • ISBN:978-4-480-42626-0
  • JANコード:9784480426260
瀬尾 まいこ
瀬尾 まいこ

セオ マイコ

1974年生まれ。2001年『卵の緒』で坊っちゃん文学賞を受賞し、翌年同作品でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、08年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する。他の小説作品に『図書館の神様』『天国はまだ遠く』『強運の持ち主』『優しい音楽』『温室デイズ』『おしまいのデート』『僕らのごはんは明日で待ってる』『あと少し、もう少し』など多数。

この本の内容

思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。…「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからです」「まさか」!…清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。ほかに、単行本未収録の短篇「雲行き」を収録。

この本の目次

図書館の神様
雲行き

読者の感想

2012.3.03 (o>ω<o)meg☆

 瀬尾さんの作品は、さわやかであったかくて大好きです!!

 中でも、図書館の神様が一番好きです。主人公きよと高校生の垣内君とのやりとりが絶妙でくせになる感じです。
 ‘文芸部は何一つ同じことをしていない、僕は毎日違う言葉をはぐくんでいる’etc・・・本好きの垣内君ならではのコメントが心に響きます。

 こんな子が近くにいたらいいな~
 瀬尾さんにお会いできることができたらいいな~☆

2011.11.02 ゅぅ

瀬尾先生の話は、読みやすくて面白いのに意外に深い話に、心がほっこりしてくるものばかりです。

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