僕の明日を照らして

瀬尾 まいこ

いっしょに、なんとかしよう
ひとりの少年の、
目覚めと成長の物語。

中2の隼太に新しい父が出来た。優しい父はしかしDVする父でもあった。この家族を失いたくない! 隼太の闘いと成長の日々を描く。
【解説: 岩宮恵子 】

僕の明日を照らして
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 748円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:せ-11-2
  • 刊行日: 2014/02/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-43141-7
  • JANコード:9784480431417
瀬尾 まいこ
瀬尾 まいこ

セオ マイコ

1974年生まれ。2001年『卵の緒』で坊っちゃん文学賞を受賞し、翌年同作品でデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、08年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する。他の小説作品に『図書館の神様』『天国はまだ遠く』『強運の持ち主』『優しい音楽』『温室デイズ』『おしまいのデート』『僕らのごはんは明日で待ってる』『あと少し、もう少し』など多数。

この本の内容

中学2年生の隼太は、この春に名字が変わった。シングルマザーだった母が、町で人気の歯医者と結婚したのだ。すごく嬉しかった。なのに…。優ちゃんはときどきキレて隼太を殴る。母さんは気づかない。隼太が、優ちゃんの抗議をものともせず全力で隠しているからだ。この孤独な闘いから隼太が得たものはなにか。友だち、淡い初恋、そしてこの家族に、選択の時が迫る。

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