つらい時、いつも古典に救われた

清川 妙 著 , 早川 茉莉

古典を心の枝にして

万葉集、枕草子、徒然草、百人一首などに学ぶ、前向きにしなやかに生きていくためのヒント。古典講座の人気講師による古典エッセイ。
【解説: 早川茉莉 】

つらい時、いつも古典に救われた
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 880円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:き-35-1
  • 刊行日: 2012/02/08
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-42909-4
  • JANコード:9784480429094
清川 妙
清川 妙

キヨカワ タエ

1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)卒業。教職を経たのち文筆活動に入る。古典評論、エッセイなどの執筆のほか、万葉集、枕草子などの講座や講演会などで活躍している。『うつくしきもの 枕草子』『八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅』『兼好さんの遺言』『心ときめきするもの──学び直しの古典』『つらい時、いつも古典に救われた』『清川妙が少女小説を読む 「なりたい自分」を夢みて』など著書多数。

早川 茉莉
早川 茉莉

ハヤカワ マリ

早川 茉莉(はやかわ・まり):編集者。『すみれノオト』発行人。「すみれ図書室」主催。アンソロジストとしても活躍し、ファンも多い。編著に森茉莉作品集『貧乏サヴァラン』『紅茶と薔薇の日々』『贅沢貧乏のお洒落帖』『幸福はただ私の部屋の中だけに』のほか、『なんたってドーナツ』『玉子ふわふわ』『素湯のような話』『矢川澄子アンソロジー 妹たちへ』『片山廣子随筆集 ともしい日の記念』『スプーンはスープの夢をみる』など。著書に『森茉莉かぶれ』『修道院のお菓子と手仕事』(共著)『京都で寺カフェ』など。

この本の内容

前向きに楽しく生きるためにも、古典の中から沢山のヒントを見つけよう。清川先生が自身に引き寄せて読み解く古典は、身近にいる友のようである。万葉集、枕草子、徒然草、百人一首などの古典に学ぶ生き方の知恵。

この本の目次

1 清少納言の心のバネ・好奇心(清少納言は腹心の友
性能のいい心のバネを持とう
小さな喜びの珠をつないで ほか)
2 兼好さんのしなやかな知恵(坂をくだる輪にはならない
心目ざめの小さな旅
仕事を持って生き続ける女性は美しい ほか)
3 古典のシンクロニシティー(百人一首
箱の中に入れるのは、いとしいものばかり
絵になる万葉の歌六首 ほか)

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