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定価

748

(10%税込)
ISBN

978-4-480-42997-1

Cコード

0193

整理番号

-43-1

2012/10/10

判型

文庫判

ページ数

256

解説

内容紹介

黒船来航より10年前、新島襄は江戸幕府譜代の安中藩に生れた。代々君主書記官である祐筆の家に唯一の男として生まれ、その職を継ぐことを決められていた。しかし世は幕末、周囲に反対されながらも彼は洋学への志を捨てず、ついには脱藩し、密航者としてアメリカへ渡る。帰国後、山本八重との結婚で新しい時代の男女像を示し、同志社を設立して明治の教育者の典型となった新島襄が駈け抜けた若き日々。

目次

1 学問好きの少年(男の子だ“しめた”
空に舞うタコのように! ほか)
2 洋学へのあこがれ(たいくつな職務
職務をなまけて蘭学塾へ ほか)
3 海外への脱出(夢を抱いて…
箱館 ほか)
4 西洋の精神を学ぶ(生涯の恩人にめぐり合う
ジョーからジョセフへ ほか)

著作者プロフィール

福本武久

( ふくもと・たけひさ )

1942年、京都市に生まれる。同志社大学法学部卒業。1978年「電車ごっこ停戦」で第14回太宰治賞を受賞、作家活動に入る。主な著書に、いち早く新島襄と八重をとりあげた『小説・新島八重 会津おんな戦記』『小説・新島八重 新島襄と妻八重』『新島八重 おんなの戦い』をはじめ、『電車ごっこ停戦』『家族トライアングル』『疾走する家族』『湖の子たちの夏』『織匠』『地の歌人・三ヶ島葭子』『舌剣奔る』『武州川越繋舟騒動』『ここだけの話だけど』『企業のトップはこれを読む』『夢があるから、がんばれる』などがある。

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