身近な野の草 日本のこころ
か れ ん で し た た か『身近な雑草の愉快な生きかた』続編
日本の里山や畔道になにげなく生えている野草は、食用や染料としていつも私たちのそばにあった。50種を文章と緻密なペン画で紹介。
【解説: 岡本信人 】
野草は人の耕した田んぼや里山を棲みかとして成長する。一方人間は、古くから野草を食料や薬や染料などとして活用し、その恩恵に与ってきた。本書は、生活に根づいた野草のなかでもとりわけ日本人になじみの深い50種をとりあげ、そのかれんな姿からは想像のつかない、したたかな「生き残り戦略」をユーモアあふれるエピソードで紹介する。精緻なペン画イラストも人気。
田んぼの野草(セリ―毒と薬は紙一重
コオニタビラコ―比べられて鬼になる ほか)
畦道の野草(ハハコグサ―母と子の節句
チチコグサ―母と子にはかなわない ほか)
水辺の野草(カサスゲ―科学技術もかなわない
ヒシ―だから忍者は持ち歩く ほか)
雑木林の野草(フキ―かわいい春の使者
フクジュソウ―まだ来ぬ春を先取り ほか)
草地の野草(オニユリ―鬼と呼ばれた花の工夫
ノアザミ―国を救った英雄 ほか)
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