小菅桂子
( こすげ・けいこ )1933-2005。東京都生まれ。昭和女子大学短期大学部国文学科卒業後、國學院大学文学部卒業。くらしき作陽大学食文化学部教授を務めた。専門は食文化史。主な著書に『水戸黄門の食卓』(中公新書)、『グルマン福沢諭吉の食卓』(中公文庫)、『近代日本食文化年表』(雄山閣)、『カレーライスの誕生』(講談社学術文庫)などがある。
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トンカツ、コロッケ、ライスカレーの発明、戦争が需要を増大させた牛肉・豚肉、白くて気味悪がられた西洋野菜・白菜、数々の文豪を虜にしたアイスクリーム、明治天皇と福沢諭吉がPRに一役買った牛乳―。素材・料理法からテーブルマナー、はては食堂車まで、日本人は如何にして西洋食を取り入れ、日本独自の食文化「洋食」として育て上げたのか。
西洋料理事始
西洋食作法
牛肉ノススメ
カツレツ記、トンカツ記
コロッケ秘録
ライスカレー白書
ジャパニーズ・ハイカラ・ソース
西洋野菜指南
パンの手帖
コーヒー狂想曲
長い長い牛乳のあゆみ
アイスクリームの時代
ラムネ伝説
食堂車見聞録
「にっぽん洋食」の底力
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