澤木興道
( さわき・こうどう )1880-1965年。三重県津市に生まれる。永平寺で修行の後、日露戦争に従軍。退役後、熊本県の大慈寺に入り旧制第五高等学校の生徒に坐禅を指導し、以後も各地の道場で後進の指導にあたる。著書に『永平広録を読む』、『禅の境涯』、『澤木興道全集』など多数がある。
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「人間は何度も何度もこの世に生まれてくることはできない。この大切な一生を、何の願も立てずに空しく過ごしてしまうということは、まことにもったいないことである」―「絶対のめでたさ」とは何か。「自己に親しむ」とはどういうことか。安直な自己肯定を戒めながらも、仏教を決して高尚なもの、多くの人の手の届かないところにあるものとはしない。時代を超えた迫力の説法。
最高の幸福
文化人の宗教
願の話
和の話
武禅一味
少欲と知足
回光返照
食堂の宗教
お袈裟の話
触処生涯随分足
坐禅の本領
修証一如
参禅の秘訣
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