ここが私の東京

岡崎 武志

本と街を歩いて辿った作家の〈上京&東京〉物語。佐藤泰志、庄野潤三から松任谷由実まで。草野心平を増補収録。挿絵と巻末エッセイ・牧野伊三夫

ここが私の東京
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 968円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:お-34-10
  • 刊行日: 2023/01/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:336
  • ISBN:978-4-480-43859-1
  • JANコード:9784480438591
岡崎 武志
岡崎 武志

オカザキ タケシ

岡崎 武志(おかざき・たけし):1957年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、高校の国語講師を経て上京。出版社勤務の後、フリーライターとなる。書評を中心に各紙誌に執筆。「文庫王」「均一小僧」「神保町ライター」などの異名でも知られる。『女子の古本屋』『古本で見る昭和の生活』(筑摩書房)、『これからはソファーに寝ころんで』(春陽堂書店)、『人と会う力』(新講社)、『読書の腕前』『蔵書の苦しみ』 (光文社)、『古本道入門』(中公文庫)、『憧れの住む東京へ』(本の雑誌社)など多数。

この本の内容

佐藤泰志、庄野潤三、開高健、草野心平、富岡多惠子、出久根達郎、司修、石田波郷、藤子不二雄A、松任谷由実、友部正人―小説家から音楽家まで、あの人の「上京&東京」物語。様々な理由で東京を目指し、そこで作品を残してきた作家たち。彼らの足跡を作品とともに著者自らの足で東京の街をめぐりながら“上京”という視点で読み解く岡崎流文学案内の第2弾。

この本の目次

佐藤泰志 報われぬ東京
出久根達郎の月島
庄野潤三 石神井、そして生田
司修の赤羽モンマルトル
開高健を包み込まなかった東京
藤子不二雄A まんが道とトキワ荘
友部正人 一九七一年・阿佐ヶ谷・一本道
石田波郷 砂町・清瀬 見るべきものを見る俳人
富岡多惠子 一九六〇年新宿 明日をも知れぬ二人
松任谷由実 川を二本越えたら自分に戻る八王子
草野心平 人生いたるところ火の車あり
これが私の東京物語

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