大穴

団 鬼六

カネと度胸でのし上がったれ! 疾風怒濤の昭和30年代・大阪。不敵な学生相場師が商いの街に嵐を呼ぶ――ド級の投資エンタメ小説。解説 末國善己

大穴
  • シリーズ:ちくま文庫
  • 990円(税込)
  • Cコード:0193
  • 整理番号:た-99-2
  • 刊行日: 2024/01/11
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:304
  • ISBN:978-4-480-43933-8
  • JANコード:9784480439338
団 鬼六
団 鬼六

ダン オニロク

団 鬼六(だん・おにろく):1931年滋賀県彦根市生まれ。57年、文藝春秋「オール讀物」新人杯に「親子丼」で入選。執筆活動に入り、SM官能小説の第一人者となる。89年に断筆宣言。95年『真剣師 小池重明』で執筆再開。代表作に『花と蛇』『不貞の季節』『美少年』『落日の譜――雁金準一物語』『死んでたまるか――団鬼六自伝エッセイ』『一期は夢よ、ただ狂え』、秘書を務めた長女・黒岩由起子との共著『手術は、しません――父と娘の「ガン闘病」450日』ほか小説・エッセイ・評伝等著書多数。2011年逝去。

この本の内容

日本の全てが勢いに乗る高度経済成長期、昭和30年代初頭の大阪。大荒れの台風で先読み不明の穀物相場に大学生・大崎恭太郎が突如大金をぶち込みにきた―。投資での成り上がりを目指す一人の男が、度胸と愛嬌、強運を武器にカオスな時代を駆け抜ける!「団鬼六」誕生前夜、純文作家「黒岩松次郎」名義で執筆されたバクチ上等・デカダン溢れる痛快経済エンタメ小説。

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