ミシェル・フーコー
( ふーこー,みしぇる )1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』『性の歴史』がある。
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1,430
円978-4-480-51079-2
0110
-12-11
2021/10/07
文庫判
352
頁フーコーの思想的出発点に文学があったことはよく知られているが、文学についてのまとまった講義・講演はあまり多くない。本書は、1970年にコレージュ・ド・フランス教授に就任する以前に行われた文学講義を収載したもの。第1部は1963年にラジオで放送された「狂気の言語」論で、『狂気の歴史』の背景をなす文学観が見て取れる。第2部は、バタイユとブランショを参照軸に言語空間の生成へ「考古学的」アプローチを試みた1964年の講義。第3部は1970年の講義で、後年の『性の歴史』へつながるアイデアが垣間見られるサド論を展開する。
狂気の言語(編者の注
狂人たちの沈黙
狂える言語)
文学と言語(編者の注
第一回講演
第二回講演)
サドに関する講演(編者の注
第一回講演
第二回講演)
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