よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ
家族にも教育の機会にも恵まれず、コンプレックスだらけだった500年前の一人の青年が、なぜ名画を遺し、近代文明の夢を描く「天才」と呼ばれるに至ったか。
五〇〇年も前に生きたその人は名画を遺し、近代文明の夢を描いた「万能人」と呼ばれる。しかしその素顔は、不遇と失敗に苦しんだ青年だった。一生涯を通じて苦悩しつづけた「天才」のドラマを追う。
第1章 ルネサンスと共に誕生した人
第2章 若き日のレオナルド
第3章 万能性の開花
第4章 その暮らしと人となり
第5章 作品を読み解く1 『最後の晩餐』―レオナルドの試行錯誤を辿る
第6章 放浪の日々
第7章 科学と思想
第8章 作品を読み解く2 『ラ・ジョコンダ(モナ・リザ)』―レオナルドが辿り着いた世界観
第9章 晩年―旅の終わり
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