食卓の世界史

遠藤 雅司(音食紀行)

地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰、権力の在り方――。「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかに。興味深いエピソードと当時のレシピで案内する。

食卓の世界史
  • シリーズ:ちくまプリマー新書
  • 1,012円(税込)
  • Cコード:0222
  • 整理番号:441
  • 刊行日: 2023/11/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-68465-3
  • JANコード:9784480684653

この本の内容

地理的条件、調理技術、伝統、交易の盛衰―「料理」を通してみると、歴史はますます鮮やかになる。古今東西の英雄から、時には庶民の食卓まで、興味深いエピソードと歴史的なレシピで案内する。

この本の目次

1 ハンムラビ―古代メソポタミア野菜の「三本柱」
2 アレクサンドロス三世―食事は質素で大酒飲み
3 ネロ―絶滅危惧種最後の一本
4 楊貴妃―茘枝は幼少期の味
5 ハールーン・アッ=ラシード―食は市場にあり
6 バシレイオス一世―古代から中世へ
7 チンギス・ハン―「赤い食べ物」「白い食べ物」
8 マルコ・ポーロ―大旅行家が観察した食事情
9 コロンブス―近世の食卓へ
10 エルナン・コルテス―「コロンブス交換」の時代
11 スレイマン一世―多様な遺産を継承するオスマン帝国
12 カトリーヌ・ド・メディシス―「伝承」の真実
13 ルイ一四世―洗練されたサーヴィスの確立
14 フリードリヒ二世―コーヒーではなくビールを飲め!
15 リンカーン―感謝祭とクレオール料理
16 コナン・ドイル―大英帝国のカレー
17 夏目漱石―一生にして三食を経る
18 マクドナルド兄弟―ファストフードの誕生

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