世界幻想文学大全 怪奇小説精華
東 雅夫 編集 , ダニエル・デフォー 著 , プロスペル・メリメ 著 , ブルワー=リットン 著 , エドガー・アラン・ポー 著 , ニコライ・ゴーゴリ 著 , ギ・ド・モーパッサン 著 , フリオ・コルタサル 著
極上の怖ろしさが
あなたを魅惑する
ルキアノスから、デフォー、メリメ、ゴーチエ、ゴーゴリ……時代を超えたベスト・オブ・ベスト。岡本綺堂、芥川龍之介等の文豪の名訳も読みどころ。
東 雅夫
ヒガシ マサオ
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に「ゴシック文学入門」「ゴシック文学神髄」「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。
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エドガー・アラン・ポー
ポー,エドガー・アラン
(1809〜1849)小説家、詩人。アメリカのボストンに生まれ、幼くして旅役者であった両親と死別する。裕福な貿易商の養子となるが、養父と対立し自活を余儀なくされる。雑誌の編集などをしながら作品を発表しつづけ作家として名声を得るものの、妻を失った悲嘆と困窮と飲酒のうちに死去。その評価は死後に高まり、今も読みつがれている。
ギ・ド・モーパッサン
モーパッサン,ギ・ド
(1850-1893)フランスの自然主義の作家、詩人。パリ大学進学後、普仏戦争で軍役につく。その後、パリの海軍省の役人となり、傍ら小説を発表。フローベールと出会い、多大な影響を受け、1880年、同人誌に「脂肪の塊」を発表。以後、新聞の連載小説などで活躍する流行作家となる。代表作に、『女の一生』『ベラミ』『死のごとく強し』など。短f小説の名手として知られ、300篇ちかくを残している。
古今の怪奇幻想文学の中から厳選に厳選を重ねて編まれた3巻本アンソロジーの本書は「怪奇」篇。世界最古の怪談会小説として知られるルキアノスの作品に始まり、デフォー、メリメ、ゴーゴリ、モーパッサンなど文豪中の文豪たちによるベスト・オブ・ベストな怪奇小説を、岡本綺堂、神西清、平井呈一らの歴史的名訳によって1巻に結集。
嘘好き、または懐疑者(ルーキアーノス)
石清虚竜肉小猟犬―『聊斎志異』より(蒲松齢)
ヴィール夫人の亡霊(ダニエル・デフォー)
ロカルノの女乞食(ハインリヒ・フォン・クライスト)
スペードの女王(A.S.プーシキン)
イールのヴィーナス(プロスペル・メリメ)
幽霊屋敷(エドワード・ブルワー=リットン)
アッシャア家の崩没(エドガー・アラン・ポオ)
ヴィイ(ニコライ・V.ゴーゴリ)
クラリモンド(テオフィール・ゴーチエ)
背の高い女(ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン)
オルラ(モーパッサン)
猿の手(W・W・ジェイコブズ)
獣の印(J・R・キプリング)
蜘蛛(ハンス・ハインツ・エーヴェルス)
羽根まくら(オラシオ・キローガ)
闇の路地(ジャン・レイ))
占拠された屋敷(フリオ・コルタサル)
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