太宰治
( だざい・おさむ )1909-1948。青森県北津軽郡の生まれ。本名津島修治。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東大仏文科に進む。この間、左翼思想に傾倒。「魚服記」「思い出」でデビュー。戦中から戦後にかけて「ロマネスク」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」など、次々と秀作を発表。流行作家としての栄光のさなかに自殺。
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佳日、散華、新釈諸国噺、津軽など21篇、すべて初出誌・紙を底本とした初めての全集。作品の配列は作者の執筆脱稿年月日順。全巻に詳細な作品生成過程を述べた解題と綿密な校異を収載。
赤心
花吹雪
佳日
作家の手帖
不審庵
散華
新釈諸国噺
武家義理物語
雪の夜の話
遊興戒
東京だより
津軽
貧の意地
人魚の海
髭候の大尽
大力
猿塚
破産
赤い太鼓
粋人
吉野山
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