太宰治
( だざい・おさむ )1909-1948。青森県北津軽郡の生まれ。本名津島修治。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東大仏文科に進む。この間、左翼思想に傾倒。「魚服記」「思い出」でデビュー。戦中から戦後にかけて「ロマネスク」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」など、次々と秀作を発表。流行作家としての栄光のさなかに自殺。
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冬の花火、トカトントン、ヴィヨンの妻など23篇、すべて初出誌・紙を底本とした初めての全集。作品の配列は作者の執筆脱稿年月日順。全巻に詳細な作品生成過程を述べた解題と綿密な校異を収載。
庭
親といふ二字
貨幣
嘘
十五年間
やんぬる哉
苦悩の年鑑
チャンス
雀
冬の花火
未帰還の友に
春の枯葉
たづねびと
親友交歓
男女同権
トカトントン
メリイクリスマス
ヴィヨンの妻
母
父
女神
フォスフォレッスセンス
朝
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