ミシェル・フーコー講義集成 4 精神医学の権力 ─コレージュ・ド・フランス講義1973−1974年度

ミシェル・フーコー 著 , 慎改 康之 翻訳

ミシェル・フーコー講義集成 4 精神医学の権力 ─コレージュ・ド・フランス講義1973−1974年度
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 6,380円(税込)
  • Cコード:1310
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/02/09
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:496
  • ISBN:4-480-79044-6
  • JANコード:9784480790446
ミシェル・フーコー
ミシェル・フーコー

フーコー,ミシェル

1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』『知の考古学』『監視と処罰』『性の歴史』がある。

慎改 康之
慎改 康之

シンカイ ヤスユキ

1966年、長崎生まれ。東京大学教養学部卒、東京大学大学院博士課程退学。フランス社会科学高等研究院(EHESS)博士課程修了。現在、明治学院大学教授。著書として『法の他者』(共著、御茶の水書房)、訳書に『ミシェル・フーコー講義集成』第4、5、8、ポール・ヴェーヌ『フーコー その人その思想』(筑摩書房)他。

この本の内容

20世紀最大の思想家ミシェル・フーコーの、「知」のエスタブリッシュメントの頂点に立つコレージュ・ド・フランスにおける講義(講座名;思考諸体系の歴史)の貴重な記録。1971年から死の直前の84年6月までの伝説的な講義では、壮大な思考の全容が各年度の尖鋭なテーマに沿ってスリリングに明かされてゆく。ピネルやエスキロールによる19世紀前半の実践から、ルーレなどの「道徳療法」の局面を経て、神経学の登場そしてシャルコーの舞台へと至るまでの精神医学の歴史的変容を、そこに働く「権力のテクノロジー」に焦点を定めつつあざやかに分析する。

この本の目次

一九七三年十一月七日
一九七三年十一月十四日
一九七三年十一月二十一日
一九七三年十一月二十八日
一九七三年十二月五日
一九七三年十二月十二日
一九七三年十二月十九日
一九七四年一月九日
一九七四年一月十六日
一九七四年一月二十三日
一九七四年一月三十日
一九七四年二月六日

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