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定価

1,760

(10%税込)
ISBN

978-4-480-80373-3

Cコード

0093

整理番号

2003/11/06

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

創業から三代で大きく発展し、金融業にまで手を広げた大坂の炭問屋・辰巳屋で、跡目相続をめぐる対立が起こった。ひとつの藩に匹敵する規模の豪商とはいえ、一商家の身内の争いがなぜ奉行所を巻き込み、死罪四人を出すほどの大事件となっていったのか…。『大岡越前守忠相日記』に「辰巳屋一件」として記述された未曽有の贈収賄事件を、奉公人元助の目を通して描く長編時代小説。

著作者プロフィール

松井今朝子

( まつい・けさこ )

1953年京都生まれ。早稲田大学大学院で演劇学を専攻。松竹株式会社で歌舞伎の企画・制作に携わり、フリーとなって歌舞伎の脚色・演出・評論、歌舞伎解説書の監修などを手がける。97年『東洲しゃらくさし』(PHP研究所)で小説家デビューし、『仲蔵狂乱』(講談社)で第8回時代小説大賞を受賞。著書に『奴の小万と呼ばれた女』『似せ者』(講談社)『一の富』(角川春樹事務所)『非道、行ずべからず』(マガジンハウス)『家、家にあらず』(集英社)『銀座開化事件帖』(新潮社)など。2007年『吉原手引草』(幻冬舎)で第137回直木賞受賞。<br />(著者写真:eye ohashi)

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