子供から見た世界観 超局地的戦火のなかの世界 混沌 情報不足 そして戦争の中の人間的ふれあい 視点を低くもった描写が 現実的で素晴らしい
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内容紹介
大正7年、革命とシベリア出兵に揺れる白雪の大地に、父について渡った少年が体験した激動下のロシア人達の不思議な社会と生活、当時各地に散在した奇妙な日本人達の生態をいきいきと描き、日本とロシアの交渉史の空白を埋める貴重な記録。
目次
第1章 遥かな国へ(動乱の便り
シベリアお常
ハルピン小学校
サーシャ
チェコスロバキア軍団
「棄児行」
ザバイカル鉄道)
第2章 革命の町(諜報部隊
二つの林檎
往診と銃弾
ハミイル家の半地下室
アレキサンドライト
田中大隊全滅
納豆
阿片窟
白銀のレール)
この本への感想
昨今のテレビドラマ「大地の子」「遥かなる絆」などに触発され、図書館でこの本を見つけ一気に読みました。
やはり、資料の部分になると難しくて、何度も読み返して理解するのに時間をとりましたが、子供の目線の部分は読みやすく理解しやすかったです。なぜに日本人はあんな寒い、極寒の地に出兵しなければならなかったのでしょう。私60歳父は戦前に仕事の事故で左手をなくしており戦争に行くことはなかったとのことで自分自身は戦争での苦労はないのですが、現在の繁栄にいたる庶民の苦労、喜怒哀楽、ぜひ語り継いでいただきたい。今は作田和幸著「ハルピン物語」を呼んでます
やはり、資料の部分になると難しくて、何度も読み返して理解するのに時間をとりましたが、子供の目線の部分は読みやすく理解しやすかったです。なぜに日本人はあんな寒い、極寒の地に出兵しなければならなかったのでしょう。私60歳父は戦前に仕事の事故で左手をなくしており戦争に行くことはなかったとのことで自分自身は戦争での苦労はないのですが、現在の繁栄にいたる庶民の苦労、喜怒哀楽、ぜひ語り継いでいただきたい。今は作田和幸著「ハルピン物語」を呼んでます
ぷーちゃん
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