美しい庭のように老いる ─私の憧れの老女たち

宮迫 千鶴

歳月を生きた樹木のような確かさを持ち、深いロマンティシズムを愛する老女たちを紹介しながら、のびやかな老いの季節へといざなう書き下ろしエッセイ集。

美しい庭のように老いる ─私の憧れの老女たち
  • シリーズ:単行本
  • 1,870円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2001/08/23
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:200
  • ISBN:4-480-81435-3
  • JANコード:9784480814357

この本の内容

ターシャ・テューダー、ジョージア・オキーフ、ボニー・ビーと呼ばれたインディアンの女性…。歳月を生きた樹木のような確かさを持ちながら、深いロマンティシズムを愛する老女たち。老いとは、新しい旅であり、魂の成熟の日々である。

この本の目次

魂の成長期―美しく老いるための日々
満月の夜のバースディ―どのように生きればスイートな老女になれるか
庭という「楽園」への誘い―老いることによってなお美しくなっていく人
心の小部屋に眠る過去―老いのなかで自己を見つめて
夜になったら森へ行こうとシニョレはいった―老いていればこその豊かさ
ボニー・ビー、「きれいな蜂」―老いるほどに深まっていく「愛と理解」
祖母からの贈り物―「なにより肝心なのはバランスなんだよ」
老いてこそ晴れ晴れ―沖縄のばあちゃんたちの陽気な老後
上等なコットンのような暮らし―年をとるのが楽しみになる写真集
荒野と白い麻のスカート―自己に忠実に隠遁した人
白いマーガレットの老眼鏡―「このトシで可愛いなんて素敵ね」
「何とかやっていくのが人生ですな」―オールド・レディの理想的な老後生活
『八月の鯨』について―老いた日の美しい朝

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