明日への回想
書物との出会い、
師や友の懐かしい面影……
文学とともに生きてきた
文学者の回想
戦争の末期、ヴァレリーに衝撃を受けて文学を志し、文学とともに生きてきたフランス文学者が、書物との出会い、師や友人たちへの追想を綴る青春の回想記。
- シリーズ:単行本
- 2,420円(税込)
- Cコード:0095
- 整理番号:
- 刊行日:
2009/08/20
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:224
- ISBN:978-4-480-81504-0
- JANコード:9784480815040
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書物との出会い、師や友の懐かしい面影…文学とともに生きてきた文学者の回想。戦争末期、ヴァレリーに衝撃を受けて文学の道を歩みだしたフランス文学者・文芸評論家が描く時代と文学と青春。激動の時代を背景に、テクストとの出会い、鈴木信太郎、渡辺一夫、森有正、辻邦生など師や友人への追想を綴る。
一九三〇年私考
不安について
受験極楽
師恩を想う
うひ物まなび
チョコレートと教養
騒がしき惑いの年々
出会いの恵み
青春さまざま
入試二題
ある秘術について
「社会的事実」と「個人的事実」
途切れた橋の上で
何でも知ってやろう
洋書の夜明け
大学の教室で
「経験」の地平で
春の惑い
騒乱の波に揺られて
忘れがたい日のために
夜を日に継いで
前途は遠く
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