loading...

単行本

ニュー・ダッド

——あたらしい時代のあたらしいおっさん

時代は変わった。だからこそ〈男らしさ〉を乗り越える「ダッド」たちを愛したい! ゲイの立場から真面目に、ときめきながら考えるこれからの「父性」「男性性」。

定価

1,870

(10%税込)
ISBN

978-4-480-81568-2

Cコード

0095

整理番号

2022/07/28

判型

四六判

ページ数

256

解説

内容紹介

時代は変わった。だからこそ〈男らしさ〉を乗り越える「ダッド」たちを愛したい! ゲイの立場から真面目に、ときめきながら考えるこれからの「父性」「男性性」。

目次

Section 1 キュートなダッドたち
いま、たるんだお腹が熱い(『ストレンジャー・シングス』)/呪いを断ち切る魔法は「楽しむこと」/変わりゆく「古き良きもの」(『カーマイン・ストリート・ギター』)/ときにダッドはウザくならねばならない?(『ありがとう、トニ・エルドマン』)/「男子」ノリを乗り越える(『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』)

Section 2 あらゆる立場をこえて
ゲイがダッドになるのに必要なもの(『キッドーー僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか』)/マイノリティの味方をする体育会系(ベン・コーエン)/女性たちから少年が学び育つ物語(『20センチュリー・ウーマン』)/ダンディズムを引き受け、新しくする(ザ・ナショナル)/「大きなお友だち」が立派なダッドになるとき/弱さを見せることは感情の奥ゆきを知らせること (『Detroit: Become Human』)/「男らしさ」に変革をもたらす黒人スターたち(『WAVES/ウェイブス』)/日本には料理が得意なニュー・ダッドがいる(『クッキングパパ』)/「弱さ」と向き合い、変わろうとする「強さ」(ブルース・スプリングスティーン)

Section 3 成熟の先にある優しさ
「ダッド恋愛ゲーム」に男性同士のケアを学ぶ(『Dream Daddy』)/生きることを肯定するユーモアと想像力(ウェイン・コイン/エトガル・ケレット)/「男らしさ」も「男らしくなさ」も豊かに共存しうるもの(ボン・イヴェール)

書き下ろしエッセイ「個人的なこと」も収録!

「女の子みたいな男の子」だった僕はこうして育った/痛みを抱える隣人と生きていくのは簡単じゃないけれど/ダッド好きの僕が子供っぽい彼と付き合っている理由/バーベキュー・パーティと「多様性」

スペシャルコンテンツ

obi

あたらしい時代にふさわしい魅力的な大人の男性とは?

「おっさん=古いもの、いまの社会の悪しき土台を作ったもの」とみなされる今日この頃。それならいま「おっさん」はどこへ行くべきなのか? 国内外のポップカルチャーをヒントに、「あたらしいおっさん=ニュー・ダッド」たちの姿を見つめるエッセイ。

マイノリティであると同時に「おっさん好き」だったからこその視点

フェミニズム、ジェンダー・イシューに関心のある読者をはじめ、これからの時代に「男であること」「父であること」「歳を重ねること」を考えたい男性にもお勧めの一冊。そしてもちろん「おっさん好き」の読者も是非。

カルチャーの中のニュー・ダッドたちから、市井のニュー・ダッドたちまで

Netflixで話題の『ストレンジャー・シングス』、映画『20センチュリー・ウーマン』、ブルース・スプリングスティーンやボン・イヴェールといったミュージシャン 、ゲーム『Detroit: Become Human』、名作漫画『クッキングパパ』、パパ系インスタグラマー、プリキュア好きの「大きなお友だち」etc.

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

  • [*]は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
  • (ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください)
  • ※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版物に転載させていただく場合がございます。
  • ※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご了承ください。

「単行本」でいま人気の本

贈り物にぴったり