「係長」山口瞳の処世術

小玉 武

サントリーに入社すると
上司が「係長」山口瞳だった

直属の上司だった「係長」山口瞳は、著者にとって会社渡世や言葉遣いから酒の飲み方まで教えてくれた人生の教師だった。作品や体験を通して、その真髄を描く。

「係長」山口瞳の処世術
  • シリーズ:単行本
  • 2,090円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2009/03/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:320
  • ISBN:978-4-480-81829-4
  • JANコード:9784480818294
小玉 武
小玉 武

コダマ タケシ

1938年、東京生まれ。神戸、横浜で育つ。62年、早稲田大学を卒業。サントリー株式会社(当時寿屋)入社。宣伝部で広告制作、『洋酒天国』編集を担当。のち広報部長、文化事業部長、TBSブリタニカ取締役出版局長(出向)を歴任。『サントリークォータリー』創刊、14年間編集長。2000年3月退職後、母校の参与と非常勤講師をつとめ、現在は同大学広報室参与・石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞事務局長。(09年まで戸板女子短大講師を兼任)日本文藝家協会会員。本書「『洋酒天国』とその時代」で第24回織田作之助賞受賞。ほかに『「係長」山口瞳の処世術』など。

この本の内容

『江分利満氏の優雅な生活』連載開始の翌年、著者がサントリーに入社すると、直属の上司が「係長」山口瞳だった。前著「『洋酒天国』とその時代」で第24回織田作之助賞を受賞した著者の好評第2弾。

この本の目次

第1章 渡世と処世
第2章 酒場のしきたり
第3章 女について
第4章 複眼の作法
第5章 「会社人間」人生案内
第6章 人脈と派閥について
第7章 趣味の価値
第8章 家庭について

読者の感想

2009.7.02 宮内則幸

部長でもなく、課長でもない。「係長」というのがいい。
山口瞳が好きだったという太宰治を模していえば、山口瞳には「係長」がよく似合う。

そんな山口瞳を味わうには最適な一冊。

書評全文は「本のブログ ほん☆たす」でご覧頂けます。
http://hontasu.blog49.fc2.com/blog-entry-244.html

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