井伏鱒二
( いぶせ・ますじ )井伏 鱒二(いぶせ・ますじ):1898-1993年。広島県福山市生まれ。本名満寿二。はじめは画家をも志すも、やがて文学に専心し、『鯉』『山椒魚』で文壇に登場。独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品を書いた。主な作品に『へんろう宿』『漂民宇三郎』『珍品堂主人』『黒い雨』など。『井伏鱒二全集』全28巻別巻2がある。
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太宰治の師であり友であった井伏鱒二が太宰について綴った随筆・解説等を精練して集成。全集未収録の14篇をはじめ22篇を収めた待望の一巻。
太宰治の死
亡友―鎌滝の心
十年前後―太宰治に関する雑用事
点滴
そんなごころ
太宰治のこと
太宰と料亭「おもだか屋」
琴の記
太宰治と文治さん
あの頃の太宰君
「ダス・ゲマイネ」の頃
御坂峠にいた頃のこと
「懶惰の歌留多」について
余談
戦争初期の頃
甲府にいた頃
報告的雑記
太宰君の仕事部屋
御坂峠の碑
蟹田の碑
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