文壇挽歌物語

大村 彦次郎

作家とは、作家生活とはいかなるものか、彼らは作家としていかに生きたか。前著二作で好評を博した著者が〈文士の時代の終焉〉を描く。

文壇挽歌物語
  • シリーズ:単行本
  • 3,190円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2001/05/15
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:504
  • ISBN:4-480-82345-X
  • JANコード:9784480823458
大村 彦次郎
大村 彦次郎

オオムラ ヒコジロウ

1933年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部・文学部卒業後、講談社入社。「小説現代」「群像」編集長を経て、文芸出版部長、文芸局長、取締役を務める。著書に『文壇うたかた物語』『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』『ある文藝編集者の一生』『文士の生きかた』『時代小説盛衰史』『文士のいる風景』『万太郎 松太郎 正太郎』(いずれも筑摩書房)。『文壇栄華物語』は第18回新田次郎文学賞、『時代小説盛衰史』は第41回長谷川伸賞、第19回大衆文学研究賞を受賞。

この本の内容

作家とは何か、作家生活とはいかなるものか、彼らは作家としていかに生きたか。前著二作で好評を博した著者が“文士の時代の終焉”を描く“文壇三部作”最終篇。

この本の目次

和田芳恵の芸術院賞
外村繁が「筏」を上梓する
石原慎太郎の「太陽の季節」、慎ちゃん!こっち向いてェ
佐藤春夫と舟橋聖一の“太陽族”論争
深沢七郎の「楢山節考」、楢山祭りが三度来りゃよ
今東光の復活
司馬遼太郎と「近代説話」
「池島信平君を励ます会」
田宮虎彦の悲傷
徳永直「草いきれ」と壺井栄の怒り〔ほか〕

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可