江藤淳と大江健三郎 ─戦後日本の政治と文学

小谷野 敦

文壇への華麗なる登場から
栄光と終焉までを描く、
決定的ダブル伝記

宿命の敵同士として知られた江藤と大江。両者の政治的立場や文学的営為とその変遷を通して、戦後日本の文壇・論壇を浮き彫りにする。決定版ダブル伝記。

江藤淳と大江健三郎 ─戦後日本の政治と文学
  • シリーズ:単行本
  • 2,640円(税込)
  • Cコード:0023
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2015/02/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:416
  • ISBN:978-4-480-82378-6
  • JANコード:9784480823786
小谷野 敦
小谷野 敦

コヤノ アツシ

小谷野 敦(こやの・あつし):1962年茨城県生まれ。東京大学文学部大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『宗教に関心がなければいけないのか』『大相撲40年史』(ちくま新書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『現代文学論争』(筑摩選書)、『谷崎潤一郎伝』『里見�ク伝』『久米正雄伝』『川端康成伝』(以上、中央公論新社)ほか多数。小説に『悲望』(幻冬舎文庫)、『母子寮前』(文藝春秋)など。

この本の内容

批評家と小説家。保守と左翼。文壇への華麗なる登場から栄光と終焉までを描く。決定版ダブル伝記。

この本の目次

第1章 出生―四国の森と海軍一族
第2章 出発―華麗なる文壇登場
第3章 決裂―反核平和主義と保守回帰
第4章 岐路―暴力への志向、学問コンプレックス
第5章 沈滞―純文学凋落の中で
第6章 ニューアカ・ブーム
第7章 栄光と終焉

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