ボードレール・詩の冥府

多田 道太郎

群衆、屑拾い、エロス、落日、探偵、まなざし、食、香り、冥府など、『悪の華』の象徴的イメージを解読し、ボードレールを現代に受けとめる読みすじの競演。

ボードレール・詩の冥府
  • シリーズ:単行本
  • 3,520円(税込)
  • Cコード:1098
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/03/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:480
  • ISBN:4-480-83590-3
  • JANコード:9784480835901
多田 道太郎
多田 道太郎

タダ ミチタロウ

1924‐2007年。京都生まれ。フランス文学者。現代風俗研究会会長、京都大学教授、明治学院大学教授などをつとめた。著書に『複製芸術論』(勁草書房)、『遊びと日本人』(筑摩書房)、訳書にロジェ・カイヨワ『遊びと人間』(講談社)などがある。

この本の内容

ボードレールを読み会に集うた鬼ども、連衆の読みすじの手の内を見せあおう、歌仙を巻いたあとの気だるい微笑の雰囲気が運べただろうか…。読みすじがすなわち鬼のみやげである。

この本の目次

〈冥府〉から(ボードレールの冥府時代
『冥府』私解)
群集の発見(群集を映しだすカレイドスコープ
群集の解読)
「屑拾い」の栄光(屑拾いの登場
詩篇「屑拾いたちの酒」)
エロスの図柄(絵馬をあげる
ひばりの行方―「高翔」
詩と音楽のあいだ―「異郷の香り」)
落日―あるいはデカダンスの詩学(落日の偏愛
陶酔と恐れ
時間意識
デカダンス)
目の家族―ガラスと視覚(鏡
ガラスのユートピア
空間の分節
他者の発見)
詩の探偵(探偵小説の起源
迷宮のなかの老娑
欠如と喪失
詩人の悦楽)
美食から(散文と詩のあいだ
雲間の世界で料理は変容する
ラ・ファンファルロ―思い出を食べる人)
香りまで―キッチュとノスタルジー(雰囲気としての香り
異郷の香り―エキゾチスムとノスタルジー
破壊の香り―キッチュ)

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