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単行本

中国の文学理論

定価

9,680

(10%税込)
ISBN

978-4-480-83593-2

Cコード

3098

整理番号

1988/09/01

判型

A5判

ページ数

452

解説

内容紹介

世界に冠たる総合的文学論『文心雕龍』は、仏教学の深い理解のもとに儒教経典に文学の規範を求め、『詩品』は五言詩の源流を尋ねて歴代の作者たちを厳しくランクづける。文学の危機、批評のピークの時代だった六朝期の文学理論と、それらが空海の『文鏡秘府論』や『古今集』真名序に及ぼした影響を、斯界の第一人者が論ずる。

目次

六朝期における文学観の展開―ジャンル論を中心に
文学理論史上から見た「文賦」
攣虞『文章流別志論』攷
「宋書謝霊運伝論」をめぐって
『文心雕龍』と『出三蔵記集』―その秘められた交渉をめぐって
『文心雕龍』の自然観照―その源流を求めて
日本における『文心雕龍』の受容と研究
『詩品』について
『詩品』と書画論
『文心雕龍』と『詩品』の文学観の対立
『玉台新詠』成立考
顔之推の文学論
王昌齢の創作論
『文鏡秘府論』における『文心雕龍』の反映
『古今集』真名序覚書

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