ゲーテ的世界観の認識論要綱

ルドルフ・シュタイナー 著

幻の論考、本邦初訳成る――弱冠25歳のシュタイナーが、自らの主体性確立のために、ゲーテの世界観から出発して独自の認識論と哲学を打ち立てた記念碑的論考。

ゲーテ的世界観の認識論要綱
  • シリーズ:単行本
  • 3,190円(税込)
  • Cコード:1010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/06/13
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:Ａ５判
  • ページ数:202
  • ISBN:4-480-84216-0
  • JANコード:9784480842169
ルドルフ・シュタイナー
ルドルフ・シュタイナー

シュタイナー，ルドルフ

1861-1925年。オーストリアの哲学者。自らの思想を人智学として樹立。のち、スイスにおいて、教育、芸術、農業、医療等で、人智学運動を行う。『神秘学概論』『神智学』『いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか』（いずれもちくま学芸文庫）など著書多数。

この本の内容

弱冠２５歳のシュタイナーが、自らの主体性確立のために、ゲーテの世界観から出発して独自の認識論と哲学を打ち立てた記念碑的論考。

この本の目次

予備的な考察（出発点
シラーの方法によるゲーテの学問
私たちの学問の課題）
経験（経験という概念を確定する
経験の内容とは何か
経験全体についての誤った見解を是正する
読者１人１人の経験に訴える）
思考（思考は経験の中のより高次な経験である
思考と意識
思考の内的本性）
学問（思考と知覚
悟性と理性
認識
事物の根底と認識）
自然認識（無機的自然
有機的自然）
精神科学（序―精神と自然
心理学の認識
人間の自由
楽観論と悲観論）
結論（認識することと芸術的創造）

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