戦争の枠組 ─生はいつ嘆きうるものであるのか

ジュディス・バトラー 著 , 清水 晶子 翻訳

傷つきやすい〈生〉への
責任を問う

人間の生は、いつ悼まれ、またいつ蹂躙もやむなしとされるのか? 『ジェンダー・トラブル』の著者が、暴力を批判し、それを克服する理論を打ちたてようとする。

戦争の枠組 ─生はいつ嘆きうるものであるのか
  • シリーズ:単行本
  • 3,190円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2012/03/15
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:256
  • ISBN:978-4-480-84719-5
  • JANコード:9784480847195

この本の内容

『ジェンダー・トラブル』のジュディス・バトラー最新刊。暴力、移民排除、性の政治、傷つきやすい“生”への責任を問う。

この本の目次

序章 あやうい生、悲嘆をもたらす生
第1章 生存可能性、被傷性、情動
第2章 拷問と写真の倫理―ソンタグとともに思考する
第3章 性の政治、拷問、そして世俗的時間
第4章 規範的なものの名における非‐思考
第5章 非暴力の要求

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