男はみんな女が嫌い

『危険な情事』『ソフィーの選択』、ダイアナ妃、サッチャー前首相、そして連続女性殺人犯――これらを通して浮び上ってくるメッセージとは? スリリングな考察。

男はみんな女が嫌い
  • シリーズ:単行本
  • 1,922円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1991/10/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:264
  • ISBN:4-480-85603-X
  • JANコード:9784480856036

この本の内容

「推定無罪」「ソフィーの選択」「危険な情事」の中の男女関係、評価の乱高下するダイアナ妃、マリリンモンロー、そして、21人の犠牲者をだした連続女性殺害事件―。これらの分析を通して何が浮びあがるのか。スリリングな考察。男性のもつ根深い女性嫌悪とは?

この本の目次

わが博学なる友よ―裁判官の理想的女性像
タッチ・ミー―ピンナップ・ギャルの虚と実
女性の恐怖は金になる―映画監督は女性惨殺がお好き
出る杭は打たれる―「推定無罪」
蛙のお姫さま―ダイアナ妃はメルヘンの主人公
無原罪(誤)懐胎―聖母マリアと人工中絶
パトゥム・ペペリウム―女はなぜ司祭になれないか
トーガの着た女たち―古典学者は女嫌い?
女のいない社会―隠れホモたちの世界
紳士は金髪死体がお好き―マリリン・モンローの悲劇
ホロコースト・ガールズ―「ソフィーの選択」
ガス検査員の訪問―一幕劇
残骸から這い出す―米国空軍春歌集
プリマドンナ―サッチャー首相のハンドバッグ
ヨークシャー・リッパーは一人しかいない

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