男は世界を救えるか

井上 章一 著 , 森岡 正博

フェミニズム、売春、臓器移植……。学界の異端児が白熱した議論を展開する知の格闘技。社会の通念や常識をひっくり返す奇想天外、抱腹絶倒の超絶仮説の数々。

男は世界を救えるか
  • シリーズ:単行本
  • 1,815円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1995/07/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:200
  • ISBN:4-480-85706-0
  • JANコード:9784480857064
井上 章一
井上 章一

イノウエ ショウイチ

1955年京都生。京都大学工学部建築学科卒業。評論家。現在、国際日本文化研究センター勤務。専攻は文化史、建築史、意匠論。主な著書に『霊柩車の誕生』(朝日新聞社)、『つくられた桂離宮神話』(弘文堂、講談社学術文庫、サントリー学芸賞)、『美人論』(朝日文芸文庫)、『狂気と王権』(紀伊國屋書店、講談社学術文庫)、『南蛮幻想』(文藝春秋、芸術選奨文部大臣賞)、『「あと一球っ!」の精神史』(太田出版)など多数。

森岡 正博
森岡 正博

モリオカ マサヒロ

1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得(倫理学)。現在、大阪府立大学教授。人文諸科学を横断しつつ、自らを棚に上げない思考を展開。生命学の提唱者にして哲学者。著書に『生命学への招待』『生命学に何ができるか』(以上、勁草書房)、『生命観を問いなおす』(ちくま新書)、『宗教なき時代を生きるために』『増補決定版・脳死の人』(以上、法藏館)、『無痛文明論』『生命学をひらく』(トランスビュー)、『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリー)、『生者と死者をつなぐ』(春秋社)などがある。

この本の内容

売春、臓器移植、不倫、文化人、エコロジー、フェミニズム、ロリコン、マゾヒズム、そして愛と権力―書き下ろし超絶対談。

この本の目次

第1章 売春と臓器移植における交換と贈与
第2章 不倫社会の神話と構造
第3章 鎮魂の系譜学
第4章 自然なエコロジー・不自然なエコロジー
第5章 ロリコン・エコロジカル=フェミニズム
第6章 禁煙運動における愛と権力

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可