秩序の夢 ─政治思想論集
政治思想史研究の
新たな視座を切り拓く最新論集
時代の奔流にあらがい、来るべき時代を見据えて紡がれた、政治への思考。丸山眞男、中井正一、和辻哲郎ら思索者たちの軌跡をたどり、隠された可能性を指し示す。
時代の奔流にあらがい、来るべき時代を見すえて紡がれた、政治への思考。丸山眞男、中井正一、和辻哲郎ら思索者たちの軌跡をたどり、隠された可能性を指し示す。政治思想史研究の、新たな視座を切り拓く最新論集。
1 美と秩序をめぐって(二つの樹の絵―中井正一と日本美術
大いなる切断―中井正一の秩序構想
古き日本のアルカディア―J.マックマレンによる熊澤蕃山研究
和辻哲郎の「古代」―『古寺巡礼』を中心に:時と風―坂部恵追悼
「為し能ふ」ことの不思議―カントと和辻哲郎
社交への意志
廃墟のモーリス・ラヴェル
洞窟としての世界)
2 政治を超えるもの(「不思議の世界」の公共哲学―横井小楠における「公論」
帝国の倫理―後藤新平における理想主義
「政治」の運命―『大百科事典』刊行七十周年によせて
混沌への視座―国家と暴力wめぐって
「大正百年」としての現在―都市と大衆、そして震災
恐怖とのつきあい方)
3 歴史の時間(歴史家の夢―平泉澄をめぐって
回想と忘却―丸山眞男の『神皇正統記』論
語りの時間―牧野伸顕『回顧録』と吉田健一
「関節が外れてゐる」時代―吉田健一『日本に就て』解説)
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