人命の特別を言わず/言う

立岩 真也

命あるものの殺生に関し、人間とそれ以外の生物を区別することをどう考えたらいいのか。区別すべきでないとする脱人間中心主義を検証し、それとは別の道を示す。

人命の特別を言わず/言う
  • シリーズ:単行本
  • 2,420円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2022/12/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:288
  • ISBN:978-4-480-86480-2
  • JANコード:9784480864802
立岩 真也
立岩 真也

タテイワ シンヤ

立岩 真也(たていわ・しんや):1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻。著書に『私的所有論 第2版』(生活書院)、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』『造反有理――精神医療現代史へ』『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(以上、青土社)、『介助の仕事――街で暮らす/を支える』(筑摩書房)、『自由の平等』(岩波書店)、『自閉症連続体の時代』(みすず書房)、『人間の条件――そんなものない』(新曜社)など。共著に『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』『税を直す』『差異と平等――障害とケア/有償と無償』『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』(以上、青土社)、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』(生活書院)ほか多数。

この本の内容

「動物を殺すな。食べてもいけない」を手がかりに、人間とそれ以外の命あるものの殺生をめぐり、広く深く考察。言えることを極限まで突きつめた、渾身の書!

この本の目次

第1章 人命の特別を言わず/言う(脱人間中心主義と称する主張
批判 ほか)
第2章 殺すことを認めたうえで人殺しを否定する(殺し食べる
それにしても ほか)
第3章 世界があり恐怖するから慎重になる(世界がある・恐怖する
そうして二つの術に応じる)
第4章 高めず、認める(「現代思想」は使えるか
人間的なもの ほか)

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