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定価

--

ISBN

978-4-480-87101-5

Cコード

0074

整理番号

1987/05/29

判型

A5判

ページ数

274

解説
出版社品切れ

内容紹介

映画は1を欠いている。複数の〈わたし〉に決定的な刻印をしるす、このマイナス1をめぐって旋回する魅惑のエクリチュール。気鋭の詩人が、繊細かつ大胆な情熱をこめて繰り広げる待望の映画論集成。

目次

1 映画空間へ(液体論―映画的交合とその異化
みずからの独身者たちによって裸にされた映画、さえも
映画と色彩)
2 幻想的肉体(接吻論―官能的距離の背理
ゆらめく上半身―イングリッド・バーグマン論
少年、あるいは無表情のゼロ記号
映画、死者を欠いた葬礼)
3作家論=主題論(燃えあがる文字、書かれた炎―『アデルの恋の物語』のために
ヒッチコックの「劇場」―緊張と撹乱
タルコフスキー空間―多孔質の境界)
4 模像と運動(ドゥルーズ〈と〉映画
囮と人形―相似の映画論)

著作者プロフィール

松浦寿輝

( まつうら・ひさき )

松浦寿輝(まつうら・ひさき):1954年東京生まれ。詩人、小説家、批評家。東京大学名誉教授。詩集に『ウサギのダンス』(七月堂)、『冬の本』(青土社、高見順賞)、『afterward』(思潮社、鮎川信夫賞) 、『松浦寿輝全詩集』(中央公論新社)ほか。小説に『花腐し』(講談社、芥川賞)、『半島』(文藝春秋、読売文学賞)、『名誉と恍惚』(新潮社) ほか。評論・エッセイに『口唇論』(青土社)、『映画n-1』(筑摩書房)、『平面論』(岩波書店、渋沢・クローデル賞)、『エッフェル塔試論』(筑摩書房、吉田秀和賞)、『折口信夫論』(太田出版、三島由紀夫賞)、『表象と倒錯』(筑摩書房)、『明治の表象空間』(新潮社、毎日芸術賞特別賞)ほか。訳書に『アルトー/デリダ デッサンと肖像』(みすず書房)ほか。

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