縛師 ─日活ロマンポルノ SMドラマの現場

浦戸 宏

女優を縛る――
その面白さと難しさ

SMは間違いなくロマンポルノの華だった。谷ナオミ主演『花と蛇』以降、想像力豊かで美しい縛りの数々を手がけた伝説の縛師が語る、日活ロマンポルノ裏面史。

縛師 ─日活ロマンポルノ SMドラマの現場
  • シリーズ:単行本
  • 2,640円(税込)
  • Cコード:0074
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2015/03/24
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-87383-5
  • JANコード:9784480873835
浦戸 宏
浦戸 宏

ウラド ヒロシ

1933年生まれ。法政大学卒業後、美濃村晃が編集長だった雑誌『裏窓』で編集者となる。フリーとなり、芳賀書店にて耽美文学シリーズや『緊縛大全』を手がけ、74年から日活にて緊縛指導を務める。その後88年まで約50本の作品で縛りを担当した。

この本の内容

女優を縛る。名作『花と蛇』『生贄夫人』などの大胆にして斬新、独創性豊かな緊縛はいかにして生まれたのか。団鬼六、谷ナオミの絶大な信頼をえて数々の名場面を演出した伝説のロープマンが語る美学。

この本の目次

映画『花と蛇』
原作『花と蛇』
異色『裏窓』
美青年・団鬼六
喜多玲子と伊藤晴雨
クランクイン・谷ナオミと再会
ぐるぐる巻きで撮影中断
スタッフが無言の環視
縛りの浪漫・物化
花嫁縛りのシナリオ〔ほか〕

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