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単行本

おっちょこちょ医

定価

1,538

(10%税込)
ISBN

978-4-480-88038-3

Cコード

8093

整理番号

1981/12/10

判型

四六判

ページ数

264

解説

内容紹介

医者がいないことだけが不安の種だったヘーワ町に、ついに医者がやってきた。それもとびきりあわて者の……。笑いのうちに、生きることの真実を知る少年小説。

著作者プロフィール

なだいなだ

( なだ・いなだ )

1929-2013年。東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。精神科医、作家。フランス留学後、東京武蔵野病院などを経て、国立療養所久里浜病院のアルコール依存治療専門病棟に勤務。1965年、『パパのおくりもの』で作家デビュー。著書に『TN君の伝記』『くるいきちがい考』『心の底をのぞいたら』『こころの底に見えたもの』『ふり返る勇気』などがある。

この本への感想

私も子供の頃、文庫のカバーがぼろぼろになるほど、
何度も読みました。

作者がこの物語に込めた真の意味を、あの頃、理解できてはいなかったと思いますが、
今、40才を過ぎ、その祈りのようなメッセージが私の生き方のベースとなっていることに、ある日、気付きました。
本にはなんと素晴らしい力があるのでしょうね。

小5の娘に読ませたくて探しました。
絶版なのですね。
知人にも頼み、なんとか古本で文庫本を手に入れることができました。
娘も、夢中で読みました。
「どうして?」「なんで?」と私に投げかけてくる疑問の数々に、
この本の力の普遍さを感じています。

復刊が叶うなら、嬉しいです。





scirocco

さん
update: 2010/03/03
hanakosumireさんのコメントに共感です。

私も学生の頃、何度も読んでいました。
クラスの「私のお勧め図書」に何度も推薦して、
やっと選ばれた時の嬉しさといったら。
他の人にも読んでもらえる!
嬉しかったなぁ・・・。

改めて読みたい・・・と思って探したが、実家で
処分されてしまったようで、残念なところです。

manta-kun

さん
update: 2010/03/01
子供のとき何度読み返したことか。
今でも、生きる指針になっています。
とはいえ、そんなことなだ先生は思ってもいないことなのかもしれませんが。
文庫版は多少手に入るようですが、子供に手にとって欲しい本です。大きな単行本で親子でよみたいです。

hanakosumire

さん
update: 2009/09/15

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